My日誌2003.1/17

慌しい日々の中でもほんの少しだけ手を休めてみると“おやっ”と気づくことありませんか?

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成人式の話題をもうひとつ、毎年会場での若者の行動が話題になりますが、対策として各地でいろんな試みが行われたようですね。ディズニーランドでとか、旅行があたる抽選会とか・・・でもちょっとこれは違う気がする。相変わらず・・と言うところも多かったようですが、興味深かったのは東京杉並区の場合、ノーベル賞を受賞された小柴昌俊さんを招いての記念講演を行ったそうですが、立ち見が出るほどの盛況だったそうです。

今の若者は感覚的にものを考えますから、それが本物か偽者か感覚的に判断することはとても優れていると思うんです。小柴さんは自分たちのおジィちゃんと同じ位の人だけど、いわば本物の中の本物の人と理屈ではなく感じ取っている。だから素直に話を聞ことができる。こういうことなんですよね。若者がどうだこうだと言う前に、回りの大人たちが、常日頃やっている、いいかげんなことをまず反省する。そのことから始めたほうが良いかもね。若者を批判するのは、その次かもしれない・・・とそんなことを感じました。


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