切手盆(祝儀盆・名刺盆)だけ単品での使用は本当はちょっと略式なのですが 切手盆で結納金や金封をお渡しするだけでも、受取られた側の印象は決して悪くないと思います。まずは越前塗(漆塗り)から。
家紋入り切手盆は結納はもちろん御祝いの金封やご祝儀、法事や法要でお布施を渡す時にも使えます。、おため・おうつりをお渡しする時や心づけ・謝礼を渡す時にも最適!出産祝・長寿の御祝、入学入園祝・卒業祝、就職・栄転・昇進のお祝い・新築御祝等御祝い慶事から仏事弔事までオールマイティに活躍しあなたをしっかりとサポートします。
袷ふくさと一緒に使ってみてはいかが?
切手盆と"袷ふくさ"(57cm巾)無地。丁寧すぎず簡略すぎず程良い加減。紫が冠婚葬祭に使えておすすめ。御祝いの場合 | 仏事の場合 |
(1)広蓋は大袈裟すぎて後の使いみちに困る
(2)構えず手軽に使える
(3)高級な越前塗(漆塗り)のものでも値段が手頃
(4)御祝ごとに限らず仏事でも使える
(5)コンパクトなため収納がラクラク♪
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切手盆・掛ふくさ・風呂敷の3点。結納の場合はこの方法がおすすめ。 |
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「掛ふくさまでは必要がない」という場合、包み風呂敷とのセットがおすすめ。 |
切手盆は「越前塗(漆塗り)」を強くおすすめしています
越前塗(漆塗り)の切手盆(祝儀盆・名刺盆)は決して安いとは言いませんが、家紋入りでも輪島塗などに比べると約1/4の価格です。 |
「越前塗」の特徴
■産地
福井県鯖江市
■特徴
伝統技法と現代技術の融合。また専門的独立分業制(木地師・下地師・研師・塗師・蒔絵師・沈金師・吹付業)厳選された北海道産広葉樹の硬木を重ね合わせ強度と反りのない高品質を実現。
越前塗の製作工程は、各部門ごとに分業化されているのが特徴。各部門のエキスパートが自分の持てる力を最大限に発揮できるため品質を高い水準に保つことができるのです。特に塗りの作業に関しては基本的に手作業で丁寧に行われており、例え破損したとしても容易に漆を剥がして修復が可能なのが最大の利点です。
工程が複数になり、経費が余分に掛かるという点がしいて言うならば弱点ですが、塗りムラを一様にする「回転機械乾燥」など現代技術も数多く駆使し、経費の上昇を最小限に押えています。
【塗りの種類から探す】
・蒔絵
・磨蒔絵
・沈金
・無地
・家紋入り
・家紋入り(銀)仏事用
蒔絵(まきえ)は1500年以上前から伝わる日本独自の日本が誇る工芸技術。一番の特徴は漆(うるし)を接着剤代わりにしている点、漆の上に金箔、金粉、銀粉などを蒔きつけて絵として完成させていくところから蒔絵と呼ばれています。
※9号サイズのみ |
豪華な宝船を中央に大きく配置。中央部分の金銀財宝の表現に盛り上がりが分かるくらい金漆をふんだんに使用し丁寧な仕上り、とにかくゴージャスの一言に尽きる。 |
在庫あり・即納
↑切手盆の裏 |
表から眺めていただけでは分からなかったのですが思いのほか 丸みを帯びてラウンドしています。 |
※9号サイズのみ |
大きく鶴亀を中央に配置し回りに松竹梅を配置。円を描くように描かれた鶴亀は盛り上がりが分かるくらい金漆をふんだんに使用し、今にもお盆から飛び出してきそうな迫力。 |
在庫あり・即納
金漆をふんだんに使用しているにもかかわらず、できるだけお求め安い価格にしました
※9号サイズのみ |
大きく鶴亀を強調したタイプとは対照的に自然で均一なトーンで描かれた松竹梅。アクセントに梅の花のいくつかを金漆を盛り上げて描写。松の細かな描写は枯れ山水にも通じる深みある味わい。 |
在庫あり・即納
同じ松竹梅のモチーフでも沈金と蒔絵、それぞれ個性があり、対照的な色合い。どちらも甲乙付けがたいところです。
沈金・金彩松竹梅
一般の蒔絵は漆を使い筆で絵柄を描いたあと金粉・銀粉を蒔き完成ですが、磨き蒔絵は、そこからさらに余分な粉をふき取り、乾燥後摺り漆等で固めてから蒔絵粉を磨き上げ仕上げるというさらに手の込んだ手法です。
※9号サイズのみ |
仲睦まじい“おしどり”の柄、おしどりは磨蒔絵で描かれていて、まるでいぶし銀のような 落ち着きと風格が感じられ、芸術的ともいえる切手盆(祝儀盆・名刺盆)に仕上がっています。 |
常の手法よりもさらに手の込んだ磨き蒔絵という方法で描かれているため実はちょっと高いのですが、深みある輝きは素晴らしい、価値有る仕上がり。仲睦まじい“おしどり”のモチーフは結納用としても最適。
【ご利用されたお客様の声】
在庫あり・即納
同柄(おしどり)の掛袱紗
「綴織」タイプ2柄
同じモチーフでも綴れの地色が違うと雰囲気も変わります。
「綴織」加茂川綴 ※柄のみ |
「綴織」玄武綴 ~ ※家紋と柄 |
加茂川綴 | 玄武綴 |
沈金とは蒔絵と同じく日本に古くから伝わる、漆塗りの上に絵柄を描くための技法。 図のようにノミなどで塗面に模様を彫り、彫った後に出来た凹部に漆を刷り込み、そこへ金・銀の箔や粉などを埋めて模様を描きます。埋めていく作業が沈めていくようにも見えるところが沈金とよばれる所以
ノミで彫り込まれた部分に金漆を流し込んだ感じが非常によくわかります。 |
※9号サイズのみ |
在庫あり・即納
※9号サイズのみ |
在庫あり・即納
※9号サイズのみ |
在庫あり・即納
無地の祝儀盆です。無地なのでお祝いだけではなく、仏事にも利用できて、とても使いまわしが効きます。
特に仏事用途メインにとお考えなら以下の組み合わせもおすすめ
切手盆7号(無地)・袷ふくさ45cm(銀鼠)
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在庫あり・即納
縮緬無地の風呂敷との組み合わせ
無地の風呂敷は並生地を使用していますが、並生地とは思えないほどしっかりとした重み (重目に近い並生地)正直縮緬ほど奥の深いものはない。でもお客様が末永くお使い頂くものだからこそ素材にはしっかりとこだわり選定しているつもりです。丹後ちりめんの無地の風呂敷。家紋入りほどの重厚感はないけれど手軽に使えてとても使いまわしが効きます。
「68cmサイズ」は金封を包む用途以外にも、小さな進物物や結納の目録・受書まで包むことができますが、余り大きな進物物は包めませんのでサイズをご確認下さい。
エンジ | 鉄紺 |
切手盆と一緒に使う | 紫 |
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在庫あり・即納
ラグビー日本が国旗を背負う事で戦うパワーをもらっていたのと同様、家のシンボル”家紋”を背負うことで家族からの無償の愛やパワーを感じ、結婚するにあたっての責任感や自覚といったものを、ご子息様やお嬢様に感じて頂けるのではと思います。実際このようなご意見を数多くの親御様から頂いております。
結納金を手渡しする時に
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(定紋)約7日
(別誂)約14日
しかしまれに同じ家紋のご注文が集中してしまい一時的に在庫を切らしてしまう可能性もあります。その場合再入荷に1週間以上の日数が掛かる場合がございます。納期には余裕を見てご注文下さい。
自分の家の家紋、知ってますか?
【定紋表】
※定紋の一例です。 定紋表に掲載のものは既製品がございます。まずは定紋表でご確認を |
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丸に橘
(定紋) |
丸に抱き茗荷
(定紋) |
丸に桔梗
(定紋) |
※別誂の一例です。 定紋表にないものはすべて別誂となります。 |
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丸に根笹
(別誂) |
丸に二つ引
(別誂) |
渡辺星
(別誂) |
切手盆の家紋は銀色でもお入れできます
仏事専用に金ではなく 銀色(プラチナ)でお入れします。上品で妖艶な輝き
上品な銀色は「プラチナ」 切手盆(仏事弔用) |
家紋入れについて
以下の点についてお知らせください。正確な家紋名
家紋のお写真・図案(お手元にあれば)
※ai(イラストレーター),pdf,jpeg,png等のデータでもOK
右だと思い込んでいたが、実は左三つ巴だった・・ | ||
右 | 左 |
【家紋の大きさ】
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丸に梅鉢は定紋ですが | 裏にネーム入れ |
切手盆・袷ふくさの2点
それぞれ単独で使用してもよし、少しだけ丁寧にという場合は2点で使用。色は左の鉄紺や古代紫がおすすめ。紫系のお色は冠婚葬祭用として使用可能とされていますが、鉄紺などのお色も使い道の広いお色。
袷ふくさ(鉄紺)と切手盆
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袷ふくさ(古代紫)と切手盆
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切手盆・掛袱紗・風呂敷の3点
それぞれ単独で使用してもよし、出来るだけ丁寧に正式にという場合は3点で使用。
左:袷ふくさ、右:掛袱紗「染」
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左:掛袱紗「織」、右:風呂敷
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よくある質問
家紋はどんな描き方ですか?左:消紋、右:盛上紋 越前塗の切手盆は通常「消紋」(けしもん)と呼ばれる方法で家紋を描いています。「磨き紋」「盛上紋」といった、もうワンランク上の輪島塗などで採用されている紋入れの方法もありますが、価格とのバランスから越前塗では採用しておりません。もちろん別注であれば越前塗りに盛上紋でお入れすることは可能。 |
(1)紋の図案を書く (2)漆を置く (3)漆の乾き具合を見て粒子の太い金粉を蒔き乾かす。 (4)紋の線、葉脈を入れて仕上 (5)乾かす(出来上がり) |
もちろんOKです。学校関係の方からのご依頼で「校章」をお入れしたもの。
元の図案さえあればどんなものでもお入れできます、手書きの図案でもOK。但しすべて別誂 |
「根笹」と呼ばれる家紋ですが紋帳によって家紋名が違う場合があります。紋典では"丸に根笹"平安紋鑑では"丸に変わり根笹"
ご用命の際は紋名の指定だけではなく原本となる図柄・写真などもお送り下さるとより確実です。 |
香典やお布施に最適なサイズの切手盆は?
仏事で使用される場合、香典やお布施を包む場合は一番小さい7号サイズがピッタリ。 |
切手盆の家紋はどんなものでも入りますか?
元になる図案さえ頂けば、そこから熟練の職人が紋入れを致しますので大丈夫ですが、出来るだけ綺麗な図案を頂けると助かります。不鮮明な図案の場合非常に時間がかかってしまいます。
ただ過去に(創業以来50年間で)一度だけ製作が不可能なものがございました。それが以下の「龍の丸」という家紋。龍の鱗模様の表現が細かすぎました。鱗の数をある程度簡略化するなどすれば可能だったかもしれませんが、果たしてそれでご満足いただける仕上がりになったかどうかです。あとは職人の技量次第ですのでどんな家紋であっても一度お尋ね下さい。職人と相談の上ご返事させて頂きます。
■正確な家紋名 ■出来るだけ綺麗な図案・写真等 まずはこれをご連絡下さい |
家紋はどの位置でも入りますか?
通常家紋の位置は左下ですが、ど真ん中に。仏事の使用を想定して裏側に等様々なご要望にお答えします。但し別誂になります。別誂であればご要望に柔軟に対応できます。
ど真中に | 裏側の左下 |
一番小さい7号サイズで家紋入りをご希望の場合、例え定紋表にある場合であってもすべて別誂となりますが家紋入り切手盆として手軽に使える大きさの7号を希望される方も多い。
例えば写真の(12)「丸に隅立四つ目」8号・9号は定紋がありますが7号は別誂 |
別誂の場合、別途紋の型代が要りますか?
紋帳に掲載のない紋や、複雑な家紋の場合型代が掛かります(2000円程度)。悪しからずご了承下さい。
柄入の切手盆に家紋入れは可能ですか?
例えば鴛鴦の切手盆などすでに柄が入っているタイプのものに写真のように家紋をお入れすることも可能、左下のバランスの良い位置に入ります。
但し別途手書きでの家紋入れ作業となりますので費用は10,000円前後。また納期的にも最低でも一週間以上は掛かります。 |
漆の匂いが気になるのですが
出来立ての漆のお盆はうるし特有のにおいがします。この匂いは年月とともに次第に消えていきますが、どうしても匂いが気になる場合は、風通しの良いところに数日間置くことで軽減されます。(陽の当たる場所には決して置かないでください) 2~3回湯水で湯通 しをしたり、薄めた酢で軽く拭くといった方法もありますが、お盆自体に傷をつけたりする可能性があるため、やはり日にちはかかっても風通しの良いところに数日間置く方法がベターだと思います。
一枚板ですか?
越前塗の切手盆は、厳選された北海道産広葉樹の硬木を奇数枚、木目を交互にして重ね合わせていますので一枚板ではありません。ただしこの工法で作られた越前塗は一枚板にも負けない強度と反りのない高品質を実現しています。基本一枚板は輪島塗しか使用していないはずですので、越前塗で一枚板であるとお客様を欺くような説明をしておられるお店様にはお気を付け下さい。
家紋入りの切手盆は法事でも使えますか?
もちろん法事でもお使い頂けます。お布施などをお渡し頂くのにお使いいただけば、お寺様に対してより丁寧な所作となります。プラチナで家紋をお入れした仏事弔事専用の切手盆もございます。
こんな悩みはありませんか?
ご要望・ご希望をお伺いしながら専門のスタッフがアドバイスさせて頂きます
お電話でもご注文承ります
営業時間 AM9:00 ~ PM18:00(木曜休)
ショールームでもご覧頂けます。
※ご来店日時をご連絡頂けるとより確実です〒511-0086 三重県桑名市入江葭町68 営業時間 9:00 ~ 18:00(木曜休) |
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